リハビリ被覆工法
表面被覆用亜硝酸リチウムを用いたリハビリペースト・モルタルによる補修工法です。
リハビリ表面被覆工法の主たる目的は「外部からの水分遮断」ですが、補修材料に亜硝酸リチウムを混入または併用することにより、「ゲルの非膨張化」効果をプラスアルファとして付与することができます。

リハビリ表面被覆工法の主たる目的は「外部からの水分遮断」ですが、補修材料に亜硝酸リチウムを混入または併用することにより、「ゲルの非膨張化」効果をプラスアルファとして付与することができます。


- リハビリ表面被覆工法では、まずコンクリート表面をサンダーケレンまたは高圧洗浄にて下地処理します。
- 施工面全体に亜硝酸リチウムをはけまたはローラーで入念に塗布した後、亜硝酸リチウムを含有するポリマーセメントモルタル系表面被覆材でコンクリート表面をコーティングします。
- 被覆工はコテ、刷毛、ローラーなどで行います。
- コンクリート表面に塗布された亜硝酸リチウムは将来的に表層部にイオン浸透し、その範囲のゲルが非膨張化されます。
- ポリマーセメントモルタル系表面被覆材の上には、被覆層を保護するための上塗りを行う必要があります。
- 上塗り材は亜硝酸リチウムを含有したポリマーセメントモルタルとの相性のよい材料を選定することが重要となります。